某日

普段はあまり行かない街の、とある本屋さんを一瞬外から覗いたら、ずんぐりむっくりの店主が速攻出て来てぼそっと低い声で、「本屋です…」、とくるので引き寄せられるように入店、すぐに紅茶とお菓子が出てきて、まぁ外寒いしとか思いながら何とは無しに本読みつつ談笑していたらいつの間にか2時間くらいたっていて、ああ、そういえばこういう魔法使ってくる人たまにいるよな、、と思いながら帰路についた逢魔が時でした

某日

妹の結婚式

某日

大阪でライブ
自分の誕生日だったということもあり、色んな人に祝ってもらえてとても嬉しかったし、とても酔った。

某日

近所の銭湯へ行く

帰ってきて映画


そういえば
子供の頃、祖母の家は下町で銭湯をやっていた。湯気と残響に包まれた、お湯や湯桶がタイルを打ち付ける音や、常連の世間話の声、湯船に入る際に洩らす嗚咽、など寝ながら聞いているとどうにもソワソワして寝付けずに、何度もお風呂に入りに行ったり、ジュースを番台でねだったり、結局は終い掃除の手伝いまでしてから、心地よい疲労感とともに眠りに落ちるというのが常だった。色んな常連がいて、貧乏も金持ちもヤクザも堅気もおナベもオカマも分け隔てなく、今思うと魅力的なコミュニティだったなぁと思う。その銭湯も、もう今や20階建てのマンションになってしまった。
今でも銭湯に行くと、何とも言えない甘い気持ちになる。